近代に至り、多様な価値観や音楽観の混在する雅楽界で活動する内、お互いの雅楽観に共鳴した龍笛奏者：連 孝樹と笙奏者：中村教広が、共に昭和36年生まれで36歳をむかえた平成9年に結成した雅楽ユニット、それが三六会です。三六会の理念は、形式や格式にこだわらず、ただひたすら真剣に音の駆け引きを楽しむ、言わばガチンコ演奏対決を旨とし、日夜屋内外において気魂のぶつかり合いの末に発現される雅さを求めています。
現在、三六会は「雅楽育成ユニット」として、民間雅楽のレベルアップを目指し、出張レッスン、練習会、講習会に奔走しております。