見た目には何の変哲も無く
私は除霊も浄霊も出来ません、と申しましたが、それは霊能者の方のように霊が見えて、人から依頼を受けて対処できるような能力を持っていないという意味で、自分に降りかかってくる火の粉、つまり自分に憑依してくる不成仏霊は龍笛を奏する事で浄霊します。でもその霊が何者なのかも、どのような思いを持っているのかも知らないまま浄霊してしまいます。私に選択の余地はありません。ただ自分におこる憑依による突然の体調不良を解消したいがためなのです。相手が誰であろうと憑依してくる以上浄霊して天に上げるだけなのです。不成仏霊の浄霊も、成仏していながら行き先がわからない魂も、私にとっては、同じ龍笛を奏することによって波動を調整してさしあげるだけの行為で、世間の一般常識から見ればそんな事はあり得ない話ですが、その状況は見た目には普通の雅楽練習会であったり、雅楽法会であったり、単独奉納演奏であったり、神社の社殿内での個人レッスンであったりするだけなのです。行事のリハーサル演奏で霊が波動調整されるなどと、ある意味宗教的には不謹慎にも思えますが、私の中では十分あり得ます。要はその時の状況が浄霊又は魂転送条件を満たしているかどうかだけです。見た目には何の変哲も無い雅楽演奏という行為。ある人にとっては習い事、ある人にとっては宗教行事、ある人にとってはエンターテイメントと色んな意味合いがあると思います。ある日どこかの神社仏閣で行事でもないのに龍笛の音色が聞こえてきたなら、それは妙な勘違いをした私が好き勝手に吹いているんだと思って笑ってやって下さい。ただ、こんなたぐいの事をはばからず公言して、雅楽演奏による除霊や浄霊を職業にしようとしている者がおりましたら、それは不届き者ですので、くれぐれも相手にされませんようにお願い致します。