魂転送が必要なわけ
10年程前に輪廻転生のシステムが終わり、霊界の入り口が閉じられ、今までは死ねば自動的に霊界に行っていた全ての魂は、命を失い魂の状態となると行き場を失うという事態が発生しています。目に見えない世界の事だからこの世には関係無いだろうと思われがちですが、本当にそうであるのでしたら、私だって無視して現世を楽しみたいものです。でもそれらの魂達が地球上に留まることで、今までの常識では考えられなかった事態が起こってくるのです。私の家には見知らぬ方から時々幸福の科学の代表大川隆法氏著作の本が送られてきます。私は幸福の科学のやり方には賛同できませんが、大川氏が世間大半の病気や災難は霊障だと言い切っているのには同感です。全ては波動。波動とは自分が維持している現世での魂のリズムです。生活、思考、本能、理性、それらあらゆるリズムです。波動が乱れない人は、自分の意志でこの世で何でも実現していきますが、波動が乱れると、自分と同じような事でトラブってきた霊にかき回されてしまうのです。でもこれが今までと異なるのは、今までの霊障では、事態が悪くなる一方なのが通例でしたが、それは地上に留まる現世に未練を残した不成仏霊しかいなかった為で、それがここ10年、成仏しても輪廻転生出来ずに行き場を失っている霊が関わってくると話は別です。それらの中にはとてつもない慈悲にあふれた魂もあれば、とてつもない残虐な魂も存在します。つまり波動が乱れ、霊障を受けても、それによって根限り慈悲と愛に満ちた状態になる人もいれば、根限り残虐で非情な状態になる人も出てくるわけです。事態はより両極端になるという事なのです。優しい人はより優しく、残虐な人はより残虐になります。波動の乱れからより優しくなる人が増えることはある意味歓迎ですが、より残虐な人が増える事は現世での恐怖を倍増させます。少なくとも霊障で残虐になる人を増やすわけにはいきません。ですから少しでもこの地球上に留まっている、命を失って魂の状態になった意識体を、不成仏霊も含めて、本来棲まうべき宇宙の場所に送ってあげなければならないのです。百歩譲って霊界の入り口は閉じられていないとしましょう。私が言っていることは全て絵空事だとしましょう。でも現実世界で起こる事態が両極端になっているのは確かなのです。私の夢は、お馬鹿さんになることです。人に微笑んでもらえるようなお馬鹿さんになりたいです。少しでも優しさと微笑みの世界が続くようにと願って、私は魂転送を続けたいと思います。私は霊能者でも宗教家でもありません。ただのお馬鹿な魂転送係です。